日本空港コンサルタンツのぶっちゃけトーク
「海外プロジェクト」について
海外での滞在期間について
取材班
なるほど。
初めは国内業務でしっかり基礎を学び、その後海外プロジェクトに関われるようになるのですね。海外プロジェクトに携わることとなれば、海外への出張や滞在は多くなりますか?
30代男性社員
プロジェクトの内容にもよりますが、基本的には一年の半分以上、場合によっては9割近くを海外で過ごすことになります。
海外プロジェクトの魅力とは
取材班
なるほど!ほとんどが海外で滞在、なんてこともあるのですね。
では、次に海外プロジェクトの一番の魅力を教えていただけますか?
30代男性社員
計画、設計、施工監理と、空港を計画する段階から完成させ開港させるまでの流れに一貫して携わることで得られる経験や達成感は格別な喜びがあります。
また、海外プロジェクトの多くは途上国の空港建設事業がメインとなりますので、諸国の発展に貢献できることにやりがいを感じます。
取材班
一貫して携わることができるというのは、国内外問わず日本空港コンサルタンツの魅力なのですね。
最後に、今までで一番印象に残っているプロジェクトについて教えてください。
30代男性社員
現在進行中(※)のエジプト・ボルグエルアラブ国際空港のプロジェクトが一番印象が強いです。
初めて部門の責任者としてプロジェクトに携わったこと、また設計から施工監理まで一貫して立ち会えているので、大きな思い入れがあるプロジェクトです。
(※)2022年4月インタビュー当時)
取材班
すごく大きなプロジェクトのようですね。今後とも発展していくことを願っています。
どうもありがとうございました。
OTHER CROSSTALK
海外プロジェクトで求められるもの
取材班
日本空港コンサルタンツは国内外で数多くのプロジェクトを展開されていますね。
海外プロジェクトで求められるものについて教えて頂けますか?
30代男性社員
海外プロジェクトと国内プロジェクトでは、担当者の役割が大きく異なります。
国内業務では各専門部署の担当者がそれぞれのプロジェクトの進行に合わせてそれぞれのフェーズを担当するのですが、海外プロジェクトでは担当者が一貫して業務を担当します。
取材班
それでは、国内と海外のプロジェクトで求められるスキルや能力に違いはありますか?
30代男性社員
技術的に求められる基本的な内容については大きな違いはありません。
その一方で、国内業務ではより深い専門知識が必要となるのに対して、海外業務では語学等も含めた幅広い知識が必要となります。
そのため業務経験のない方や浅い方はまずは2年程度は空港コンサルタントとしての基礎を学ぶために国内業務で経験を積んでから、適性や希望により海外プロジェクトに関わっていただくことになります。